情報処理学会第80回全国大会で研究発表

当研究室の修士学生である渡邉俊綱君が,情報処理学会第80回全国大会にて学生奨励賞を受賞しました.
 題目: 編集履歴データの学習によるモーションデータの主観的品質判定の模倣
 著者: 渡邉 俊綱, 向井 智彦
 会議: 情報処理学会第80回全国大会「アニメーション」セッション(2018年3月14日)

渡邉君は学生セッション「アニメーション」において,「編集履歴データの学習によるモーションデータの主観的品質判定の模倣」と題し,制作途中のアニメーションの品質判定を監督に代わってコンピュータが自動化するための基礎技術について報告しました.有力ゲームスタジオであるプラチナゲームズ株式会社様からご提供いただいたアクションモーションアセットを題材とした実践的な研究を行っている点と,会場の活発な議論を呼び起こす優れた発表であったことが評価され,今回の受賞につながりました.

また同セッションでは,同じく修士学生の有泉静耶君が下記の研究発表を行いました.
 題目: 例示データに基づく スキニングウェイトの 対話的な最適化
 著者: 有泉 静耶, 向井 智彦
 会議: 情報処理学会第80回全国大会「アニメーション」セッション(2018年3月14日)

有泉君の発表は,例示ベースのスキニング手法における,例示データの与え方と最適化結果との関連性を,経験的なアプローチによって明らかにしようとする試みについての第一報です.

いずれも研究途上の経過報告であり,実際にはまだまだ多くの課題も残されていますが,ひとまず対外発表という形で成果を公開できました.発表に対していただいた様々な質問やコメントを踏まえ,さらに研究を進めていきます.

1 thought on “情報処理学会第80回全国大会で研究発表

  1. Pingback: 2017年度のまとめ – Mukai Laboratory

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.